1957-11-13 第27回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
○松浦(東)委員 私は林業に関する小委員会の審議の状況及び結果の大要について御報告申し上げます。 小委員会は、十一月六日、九日及び十二日の三日間にわたり開会いたし、分収造林の構想、最近の木炭の事情、北洋材の輸入、林野庁職員に対する石炭手当、非常勤職員の定員化問題等について審議を行なったのであります。 まず、分収造林制度の構想でありますが、最近の用材の需給関係を見まするに、民有林及び国有林からの供給
○松浦(東)委員 私は林業に関する小委員会の審議の状況及び結果の大要について御報告申し上げます。 小委員会は、十一月六日、九日及び十二日の三日間にわたり開会いたし、分収造林の構想、最近の木炭の事情、北洋材の輸入、林野庁職員に対する石炭手当、非常勤職員の定員化問題等について審議を行なったのであります。 まず、分収造林制度の構想でありますが、最近の用材の需給関係を見まするに、民有林及び国有林からの供給
○松浦小委員長 これより林業に関する小委員会を開会いたします。 今会期中におけるこの小委員会の調査の経過及び結果について明日開会予定の委員会において報告いたしたいと存じますので、これらの点について懇談会において御協議を願いたいと存じます。 それではこれより懇談会に入ります。 ————◇————— 〔午後二時六分懇談会に入る〕 〔午後二時三十分懇談会を終って散会〕
○松浦小委員長 なおこの際お諮りいたしますが、小委員外の農林水産委員の発言につきましては適宜これを許可いたしたいと思いますが御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松浦小委員長 これより林業に関する小委員会を開会いたします。 前回の小委員会において今後の造林計画特に次の国会に提出を予定されておりまする分収造林法の構想及び木炭の需給事情につきまして、特に中国よりの木炭輸入等の諸問題等についても政府より説明を聴取いたしたのでありますが、この際、これに対しまして質疑を行うことにいたします。石山權作君。
○松浦小委員長 これより林業に関する小委員会を開会いたします。 分収造林計画及び薪炭等林業の諸問題について政府当局と懇談をいたしたいと思います。 ————————————— 〔午後三時四十分懇談会に入る〕 〔午後四時三十五分懇談会を終つて散会〕
○松浦(東)委員 それでは、私から本委員会に設けられました水害による農林災害に関する小委員会の経過及び結果につきまして御報告を申し上げます。 去る七月、東北、北陸地方に発生いたしました水害による農林水産業関係の災害につきまして、委員会から山形、宮城、福島、新潟、石川等の各県に対し、三班の現地調査の委員が派遣され、八月一日その報告を聴取いたし、また被害県及び中央農業団体から参考人を招致して、被害状況
○松浦小委員長 なお大蔵省からは大村主計官、自治庁からは及川事務官、郵政省からは中村簡易保険局次長、北脇運用課長、建設省からは山本河川局長、山内防災課長、通産省からは安達中小企業庁金融課長、厚生省からは鶴田社会局施設課長が参っております。 それでは質疑に入ります。助川良平君。
○松浦小委員長 それではこれより昨日の小委員会に引き続きまして、農林水産委員会水害による農林災害に関する小委員会を開会いたします。 昨日の第一回の小委員会におきましては、主として農林省当局と本小委員会委員同士におきまして、懇談の形式で今回の水害に対する内容についての報告を求め、意見の交換をいたしたのでありますが、本日は最初に農林省から、今度の水害についての農林省のとった処置等について御報告を求め、
○衆議院議員(松浦東介君) 私の気持を率直に申し上げますならば、これはこの立法の精神につきましては清澤さんがお述べになったようなことでございまして、なるべく限定法でございますから、限られた期間内にこの大きな目的を達したい、こういう私は念願に燃えておるような次第でございます。本来は五カ年間でやりたかったのでございますが、それが財政上その他の理由、さまざまなことの制約を受けましてできなかったことはまことに
○衆議院議員(松浦東介君) ただいまの御質問でございますが、私は先ほど申し上げましたように、この法律は昭和二十五年から二十六年にかけて作られた議員立法でございます。その当時は御承知のようにわが国は連合軍の占領下に置かれました情勢にございましたので、法律を作るには非常にむずかしい時期でございまして、御承知のように一条を改正するにも、一条を修正するにも一々許可を得なければならないというような、きわめて制約
○衆議院議員(松浦東介君) 御承知のようにこの法律の一部改正をお願いいたしましたのは、この法律は昭和二十五年から二十六年にかけまして議員提出で作られた法律でございますが、御承知のようにこの日本の北の方、あるいは日本海に面するところの裏日本と呼ばれまするところの地帯は、非常に雪が降り、また寒きが激しく、非常に土地の利用率も低い。立地条件がきわめて悪条件が重なっておるというような状態にありますので、何とかこの
○松浦(東)委員 御趣旨は十分わかります。私は先ほど申し上げましたように、これからこの五カ年の延長の間におきまして、予算等その他万全を尽しまして所期の目的を完遂いたしたい、かように考えております。
○松浦(東)委員 おっしゃる点はまことにごもっともでございますけれども、五カ年間に全部所期の目的を達成できなかったことは、まことに遺憾であります、今後はこれを延長いたししまして、あなたがおっしゃるように——この法律が必要であるという理由は、あなたも認める通りでございますから、この法律の延長をはかりまして、そうしてその内容の充実をはかり、所期の目的を速成いたしたい、そのために延長をお願いする次第であります
○松浦(東)委員 ただいまの川俣さんの御質問は、本法は五カ年間の時限立法でありますので、その五カ年間の間に当然なすべきことはなさなければならないはずである、しかるにこれを延長する理由はどうであるか、こういうような御趣旨のように拝聴いたしましたが、御趣旨については私は別に異存はございません、賛成でございます。御承知のようにこの法律は昭和二十五年から六年にかけまして、当時の衆議院の農林委員会が中心となって
○松浦(東)委員長代理 それではこれより本日の会議を開きます。 理事会の申し合せによりまして、去る六月二十一日本委員会に付託になりました内閣提出の愛知用水公団法案を議題といたし審査に入ります。 まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。吉川政務次官。 ————————————— —————————————
○衆議院議員(松浦東介君) ただいま議題となりました積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 御承知のように積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の対象となります地帯はいずれも積雪寒冷がはなはだしく、かつ耕地の利用率が著しく低い所で、自然的社会経済的に恵まれないところでありますが、国民食糧の供給地としてきわめて枢要な地位を占め、この地帯に包含される約二百二十六万戸
○松浦(東)委員 ただいま議題となりました積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 御承知のように、積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の対象となります地帯はいずれも積雪寒冷がはなはだしく、かつ耕地の利用率が著しく低い所で、自然的社会経済的に恵まれないところでありますが、国民食糧の供給地としてきわめて枢要な地位を占め、この地帯に包含される約二百二十六万戸の農家中
○松浦政府委員 その問題につきましては、従来の例が農林中央金庫を通じておりますので、そういう径路もたどつておるのでありますが、もつとよい方法があるならばと思いまして、今政府部内において研究しながら折衝中でございます。
○松浦政府委員 農業共済基金に関しましての経営等について、また考え方については、井上さんの仰せの通りでございます。また現在の金繰りの作業の過程は、ただいま農林経済局長から御答弁申し上げた通りでございます。
○松浦政府委員 ただいま御要求の予算の各局別の内訳と申しますか、そういう資料はただいま準備いたしておりますので、なるべく早くお手元に配付するようにいたします。
○松浦政府委員 木村君にお答え申し上げますが、今この肥料は御承知のように統制品でなくて、自由価格品でございますので、そこで政府は、生産者に対して強制的にこれをこうやれ、こういうふうな命令を発する権限もなければ、また生産コストを確実につかむような強制的な方法をとることもできないのであります。しかしながら、この問題はいろいろ経緯もあるのでございまして、いわゆる需給関係からいつて、現在の安定価格というものを
○松浦政府委員 今度の問題で、食管会計から大体二億七千万円余の赤字を予定せられておるわけでありますが、その赤字の処分につきましては、ただいま食糧庁長官から申し上げましたように、まだ申し上げる段階でございません。
○松浦政府委員 外米買付の商社の指定につきましては、数をふやすというような御意見も多少あるようでございますけれども、むしろ合理的な買上げその他の関係を考えます場合は、商社をあまりふやすことは適切ではない、こういう意見の方が強いようでございます。但し、今回問題が起りましたビルマ米の買付の商社につきましては、十分調査をいたしまして、不正の点あるいは手ぬかりの点等、責任の所在をよく糾明いたしまして善処いたしたい
○松浦政府委員 これは、本法が立法化いたしましたあかつきにおいて、十分研究し、善処をするつもりでございますが、大体これは予定通り計画が進行しますならば、七箇年間くらいの計画でいたしたい。こういうように予定いたしておるようなわけであります。
○松浦政府委員 本法が立法化されましたならば、これはわれわれといたしましては、補正予算を組んでも予算化したいものである、こういうように考えておるわけでございますが、補正予算の問題につきましては、現在予算委員会においても、いろいろの問題もありますし、また、これはまだ私が、政府を代表して責任ある答弁を申し上げる段階ではございません。私どもとしましては、できるだけ補正予算を組んで御趣旨に沿いたい。そういう
○松浦政府委員 井上さんの該博なる御趣旨には私は敬意を表しますけれども、私がいくら米の生産県出身でありましても、生産県と消費地を非常に不公平に取扱うなどということは毛頭微塵も考えたことはございません。また酒米云々でございますが、私は酒米のことは詳しくは知りませんが、農林省関係の予算を獲得するために特に大量の酒米を提供したという事実はございません。ただ、今井上さん御承知のように、アルコール、ことに日本酒
○松浦政府委員 井上さんがただいま仰せられましたように、また先ほど私から申し上げましたように、この制度、あるいは立法の気持、あるいは行政措置は、あくまで農業保護政策という観点に立つておりますことは、申し上げた通りでございます。但し現在はまだその安定法のようなものができておりませんので、先ほど申し上げましたように、一つの便法として行政的な措置をもつてやつておるわけでございまして、御指摘の点についてもいろいろ
○松浦政府委員 重要農産物の価格安定法といいますか、価格維持のための立法措置が必要であるということにつきましては、これは井上さんと全然考えが同じであります。そこで私どもは、今お述べになりました澱粉も、当然その重要農産物の中に入るべきものである、そういう観点に立つておるのでございますが、特に澱粉の問題につきましては、御承知のように非常に重要性を認識せられました結果、まだその立法以前において、多少不備の
○松浦政府委員 ただいまの御質問で、かような特別立法がなければ、こういう必要なことも土地改良によつて予算措置はできないものであるかというような御質問でありますが、私どもは、必ずしもかかる特別立法がなくとも予算措置ができないことはない、かように考えております。しかしながらこの法律案の第一条にうたつておりますごとく、「総合的に実施することによつて当該地帯の保全と農業生産力の向上を図り」云々というようなこともあるようでございますが
○松浦政府委員 この規模の問題とか補助率の問題は、予算とは関係はありますが、先ほど私が、まだ決定版に至つていないと、こう申し上げましたことは事実でございまして、今後ともまだ交渉の余地が存するものである、かように考えております。
○松浦政府委員 ただいまの特殊立法の対象としての規模なり、あるいは補助率の引上げ等の問題につきまして、前に湿田単作法のつくられますときにもいろいろ御意見を承つたのでございますが、実は私どももそういうお考え方に対しましては非常に賛成なわけであります。すなわち特殊立法をつくらなければならないほど非常に条件の悪い地帯の引上げのために、どうしても必要である、そういう見解からつくられますところの立法でございますから
○松浦政府委員 廣川農林大臣は病気と称して……ではなく、ほんとうに病気で休んでおるのであります。また農林大臣の意向はどうだと言われましたが、私は今あなたが仰せられた具体的なことについては、まだ打合せをしておりませんが、私の考えを申しておきます。 先ほど申し上げましたように、食糧増産は一党一派の問題ではなくして、現在は国策ともいうべき重要問題であると存じます。そこでどうして増産をはかるかといいますならば
○松浦政府委員 先ほどの肥料価格の適正化並びに供給確保に関する件の決議案でございますが、決議案の御趣旨はまことにごもつともでございまして、実は硫安の輸出の価格につきましては、さきに御承知のように国内価格水準を下まわらぬよう指導する方針であつたのでありますが、その後生産の方は順調に参りましたが、他方国際価格が非常に低くなりましたために、先ほどお述べになりましたように東南アジアにおける市場確保の御意味と
○政府委員(松浦東介君) 水産業の発展は、その基盤となる漁港施設の整備になることは今更申すまでもございません。政府は只今の決議案を尊重いたしまして、御趣旨に副うように、予算その他において最善の努力をいたします。(拍手) —————・—————
○政府委員(松浦東介君) 只今の印紙の問題で、農林省の関係者は約五名でございます。身分上の処置は免職いたしました。又今後の対策といたしましては、先ほど犬養国務大臣からお答え申上げましたように、保管を厳重にすること、又打抜き等の処置をとることをやつております。
○政府委員(松浦東介君) 今日政府が取つておりまする農業政策は決して惰農中心ではないと思つておりますが、お説もありますので、よく研究いたしたいと思います。食糧増産につきましては、いろいろ抱負はありますが、先ほど申上げましたように、その手段としましては、土地改良でありますとか、或いは有畜農家の奨励であるとかありますけれども、もう一つは今おつしやられたような、科学的にいろいろなものを使つて、秋落ち防止をするとか
○政府委員(松浦東介君) 先ほど申上げましたように、健全な農村を作るという意味におきまして、あらゆる角度からこれをやつておるつもりでございますが、只今詳説のように、その一つには農業団体の統合問題も入つておるわけでございます。只今他出さんがお述べになりましたように、現在の協同組合も甚だ不活溌な状態にもありまするし、又農業委員会等も所期の目的を達するにはまだまだ道遠いような感じもありまして、今回の食糧増産対策五